大学受験に夜行列車を使った体験談

大学受験の時の体験談です。
名古屋の大学入試に、夜行列車を使って行きました。
地方在住であり、特急でも3時間、夜行では6時間以上かかりました。
決して受験生にオススメできる方法ではありません。

夜行にしたのは理由がありました。
実は、この前に東京の大学を受験した際には、大学近くのホテルに1泊しました。
ところが、緊張していたのか、はたまたテンションが上がっていたのか、一睡もできませんでした。
眠れないことにイライラしてしまい、勉強も手に付きません。
この東京の大学は落ちてしまいました。

どうせ寝られないのなら、ひとおもいに起きていよう。
徹夜で勉強して、入試に臨もう。
そう腹を決めました。
夜行ならば、早朝に入試会場に到着できます。
時間的な余裕もあり、宿泊費もかかりません。
両親には反対されましたが、お金をかけてホテルに泊まり、眠れない一夜を過ごしてイライラするより、ずっと良いと考えました。
入試前夜、夜行に乗り込みました。

案の定、全く眠くなりませんでした。
電車の中で最後の勉強をしました。
車内は暗かったですが、テキストやノートを見ることはできました。
時折、車窓から外の景色を眺め、リラックスしました。
計画通り早朝には会場に着き、入試を受けました。
試験中、少しだるい感じはありましたが、頭は冴えていました。
そして見事合格しました。
強攻策ですが、徹夜で勝負をかけるのも良いものです。



Posted by cooper at 2013年03月27日00:24